ハリウッドのアイコンとも言えるブラッド・ピットが参加するF1の長編映画に、すべてのチームとドライバーが参加することになった。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは、58歳の“ブラピ”がアメリカGPのゲストとして訪問しているオースティンで、「全チームが参加することになるからエキサイティングだよ」と語った。
「ドライバーもそうだし、みんなそうだ」と彼は付け加えた。
このプロジェクトにはルイス・ハミルトンもコンサルタントとして深く関わっており、今年初めにはピットと『トップガン』の映画監督ジェリー・ブラッカイマーとハリウッドで会い、「脚本を練り上げる」こともあったという。
CGIのエキスパートであるジョー・コシンスキー監督もこのプロジェクトに参加しており、F1チームのボスたちとともに金曜日にサーキット・オブ・ザ・アメリカズで特殊効果技術のプレビューを行ったという。
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は「彼らが見せてくれた技術には特に感銘を受けた」と語り、同じ技術が『トップガン』の新作にも使われていると聞いていた。
「このようなことを行うのは、彼らは現時点で最高だと思う」。
また、F1のオーナーであるリバティ・メディアのCEO、グレッグ・マフェイも出席していた。
アルファロメオF1のフレデリック・ヴァスール代表は、「私にとっては、数年前のNetflixのように、F1全てにとってメガステップになるかもしれない」と語った。
このプロジェクトについては、“ブラピ”が若い新進気鋭のドライバーとともに年老いたドライバーを演じるという事実以外にはほとんど知られておらず、撮影は来シーズンの後半に開始される予定だという。