NEXT...F1開催スケジュール

【FP3レポート:F1アメリカGP】王者の貫禄フェルスタッペン最速!グリッド降格のルクレール届かず、数名にトラブル、角田裕毅16番手

2022年10月23日(日)5:25 am

F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)が2日目を迎え、フリー走行3回目(FP3)が気温28度、路面温度39度、風速7.8m/s、湿度44%、天候は晴れというコンディションで行われた。

●【2022F1第19戦アメリカGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数

気温が高く南風がかなり強い状態だが、時間帯としては明日の決勝レースと同じ時間帯のため、予選・決勝前の最後の1時間は最終調整に忙しくなりそうだ。

このFP3は、FP1でルーキードライバーたちにシートを譲った数名のドライバーにとっては通常のプログラムをこなす時間となった。また、FP2はピレリの2023年プロトタイプのタイヤテストだったため、このFP3はセットアップにさらに忙しくなる。

■ルクレール、10グリッド降格

FP3のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、0.3秒差の2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、0.4秒差の3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。

ルクレールは、ソフトタイヤでの走行に「とても、とても厄介なラップ」と語った。また、予選前に新しいエンジンとターボチャージャーを交換したため、10グリッド降格ペナルティが決まった。ランキング2位を争う立場としては厳しい。

年間ランキング2位を争っているセルジオ・ペレス(レッドブル)は4番手につけた。こちらもエンジン交換で5グリッド降格が決まっている。

上位2チームに続いたのはルイス・ハミルトン(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)で、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)までがトップ10に入った。

これにバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)が続く。

■リカルド、ブレーキに違和感

15番手のダニエル・リカルド(マクラーレン)は、開始20分で「ブレーキペダルがなんかおかしい」と訴えてピットに戻った。「データ上は問題ない」と返されさらなる詳細情報を求められると「踏み込んだ時に最後が硬くなる」と伝えた。最後のブレーキの効き具合に違和感を感じたようだ。

これにレッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)サポートのパワーユニットを搭載しているアルファタウリF1の角田裕毅が16番手で続き、ウィリアムズ勢のアレクサンダー・アルボン、ニコラス・ラティフィはここにいる。

■シューマッハとジョウ・グァンユは技術的トラブルを抱える

19番手のミック・シューマッハ(ハース)は技術的トラブル(ERSウォーターポンプ)のため後半にようやくコースイン。ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)も技術的なトラブルにより周回数は3周に留まった。

予選はこの後、日本時間7時から行われる。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック