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【FP2:F1アメリカGP】来季用タイヤテスト実施、今季タイヤより1.4秒遅い?FP2トップ3はルクレール、ボッタス、リカルド

2022年10月22日(土)8:31 am

F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)の初日、フリー走行2回目(FP2)が気温29度、路面温度36度、風速1km/h、湿度27%、天候は快晴というコンディションで行われた。

●【2022F1第19戦アメリカGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数

■通常より30分長い90分間、来季用タイヤテストを実施

FP2ではピレリの来季用タイヤテストを実施するため、通常より30分長い1時間30分のセッションとなった。来季用タイヤはサイドウォールに赤・黄・白の色がなく黒一色が目印のため、外観からはどんなコンパウンドを試しているのかはわからない。

なお、先ほどのFP1で若手ドライバーを起用した4台については、FP2開始後30分はセットアップなど自身のプログラムに取り組むことが許されており、残り1時間をタイヤテストに当てることになる。

しかし、FP1を走行しなかったニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)は90分間、来季用タイヤテストのみを実施した。

また、このタイヤテストの詳細は明かされていないが、現行タイヤを履いた3名の走行時間も厳密ではなく、途中からDRSは無効となり、各車は5周、5周、13周と一定条件でのテストになった。

■トップはルクレール

FP2のトップタイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、3番手はダニエル・リカルド(マクラーレン)だった。この3名はFP1を若手ドライバーに譲ったため、FP2の前半は通常タイヤで走行していた。

コンパウンドが分からないため正確な比較にはならないが、2022年タイヤ最速のルクレールと、2023年タイヤで総合4番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)の参考タイム差は1.422秒だった。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)はDRSの開閉トラブルを抱えている様子が映し出されていた。

プロトタイプのタイヤのため参考順位ではあるが、HRC(ホンダ・レーシング)サポートのパワーユニットを搭載しているレッドブルとアルファタウリは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は7番手、セルジオ・ペレス(レッドブル)は10番手、角田裕毅(アルファタウリ)が12番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)は9番手だった。

■グリッドペナルティ

また、セルジオ・ペレス(レッドブル)とジョウ・グァンユ(アルファロメオ)は、エンジン(ICE)を今季5基目に交換したことにより5グリッドペナルティを受けることが決まっている。

明日のセッションは、フリー走行3回目は早朝4時、予選は7時から始まる。

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