ハースF1チームに所属するデンマーク人ドライバーのケビン・マグヌッセンが12月にアブダビで開催されるガルフ12時間耐久スポーツカーレースに出走することになった。そして、マグヌッセンとチームを組むのは彼の父親であり、かつてマクラーレンやスチュワートでF1を戦った経験を持つ現在49歳のヤン・マグヌッセンだ。
マグヌッセン親子が同じチームで戦うのは、2021年のル・マン24時間レースに続いて2度目のことだ。
今回、マグヌッセン親子はMDKモータースポーツというチームでエントリーすることになり、AFコルセとのコラボによりフェラーリ488GT3で優勝を目指して戦うことになる。
3人のドライバー体制で臨むことになるレースで、マグヌッセン親子とステアリングをシェアするのは、MDKモータースポーツのチームオーナーであり、投資家としても知られる61歳のマーク・クヴァムだ。
「マークと僕はマイアミGP(5月8日決勝)のときに出会って、そこでこのアイデアが生まれたんだ」
母国デンマークの『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』にそう語った30歳のマグヌッセンは次のように付け加えた。
「僕たちは父に電話をし、そしてチームを組むことになったんだ」
マグヌッセン親子が出場するガルフ12時間耐久レースは、F1最終戦アブダビGP(11月20日決勝)の舞台ともなるヤス・マリーナ・サーキットで12月9日(金)から10日(土)にかけて行われる予定となっている。