F1はモナコ自動車クラブ(ACM)と新たな3年契約を締結し、伝統のモナコGPは2025年まで続くことが決定した。
モンテカルロ市街地は、1950年の第1回大会以来、選手権の重要な舞台となっており、ドライバーにとってユニークな挑戦の場であるとともに、世界的に有名な背景を持つ場所でもある。
モナコGPは2023年5月28日に予定され、イモラとの2連戦となる第8戦の舞台となる。
■F1のドメニカリCEO「モナコ公国アルベール2世らに感謝」
F1の社長兼CEOであるステファノ・ドメニカリは、次のように述べた。
「2025年までモナコでレースを行うことが決定し、5月28日にこの有名な公国の道路で来年のチャンピオンシップに再び参加できることに興奮している」
「今回の再契約に関わったすべての人、特にモナコ公国アルベール2世、モナコ自動車クラブ会長のミシェル・ボエリ、そして彼のチームのみんなに感謝したい。来シーズンもまた、一緒にパートナーシップを継続できることを楽しみにしている」
■モナコ自動車クラブ会長「F1と3年間の契約を締結」
モナコ自動車クラブのミシェル・ボエリ会長は、次のように述べた。
「F1世界選手権の利益のために、数カ月にわたる交渉の末、F1と3年間の契約を締結し、更新される可能性が高いことを発表できることを誇りに思う」
このコメントから推測するに、伝統のモナコにとっても難しい契約交渉だったようだ。