F1ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の予選を終え、アルファタウリF1のジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が次のように振り返った。
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■ユウキとチームにとって悔しい結果
アルファタウリF1:ジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)
予選:12番手、19番手
スターティンググリッド:8番手、13番手
「予選は予想通り中団グループが非常に厳しい展開となったが、ピエール(ガスリー)はQ1で力強い走りを見せ、その後もマシンのバランスも良く、スムーズにQ2進出を果たした」
「ピエールはQ2の最初のスティントでユーズドタイヤを履いて力強く走り、ニュータイヤでの2回目の走行ではクリーンなラップを刻んだが、残念ながらQ3進出にはあと0.15秒足りず、非常にタイトなセッションとなった」
「その一方で、ユウキ(角田裕毅)は予選で少し苦戦し、2本目の走行でフロントタイヤがロックしてしまい、ベストラップを出せず、残念ながらQ1敗退となった。ここまで順調にきて、もっと上を目指せるはずだっただけに、この結果はユウキにとっても、チームにとっても悔しいものとなった」
これからは通常通り、レースへの準備に集中する。このレースでパスできる確率はシーズン平均よりはるかに高い。明日はピエールと共にポイント獲得を目指し、ユウキを前進させることが目標だ」。