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ルクレールのミスを誘発したのは「フェラーリの信頼性や戦略ミス」だとマーク・ウェバー

2022年08月05日(金)22:05 pm

かつてレッドブルなどで活躍した元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、フェラーリのシャルル・ルクレールに対して同情的なコメントを行った。

■9戦を残して大差がついたフェルスタッペンとルクレール

全22戦で争われる2022年のF1タイトルだが、ドライバーズタイトル争いに関しては13戦を終えた時点で、ランキングトップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2番手に位置しているルクレールとの差が80ポイントに開いてしまっている。

今季の残りのレースがあと9戦であることを考えれば、今年もフェルスタッペンがドライバーズタイトルを2連覇する可能性が非常に高くなったと考えて間違いはないだろう。

だが、純粋な2022年型F1マシンのポテンシャルという観点からすれば、フェラーリの方がレッドブルをしのいでいるのは間違いないようだ。予選での速さを見れば、ここまでの13レースのうちフェラーリが8回ポールポジションをとっているのに対し、レッドブルは4回にとどまっていることからも、それが見てとれる。

しかし、逆に決勝では、レッドブルが9勝、フェラーリが4勝と、まったく逆の様相を呈している。これは、フェラーリの方にレッドブルよりも多くの信頼性問題、ドライバーのミス、そして戦略ミスがあったためだ。

■大きなプレッシャーを抱えることになったルクレール

2007年から2013年までレッドブルのドライバーを務めていたオーストラリア出身のウェバーは、ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』に次のように語っている。

「フェラーリは信じられないほど速い。パフォーマンスのポテンシャルに関しては疑う余地もない。ものすごいよ」

「だが、今の戦略や信頼性には非常にイライラさせられる。そういう問題でポイントを失うと、ドライバーとしては失ったポイントを取り戻したくなるし、それが自分のミスを誘発することになるんだ」

そう語った45歳のウェバーは、モナコ出身の24歳のルクレールは、間違いなく大きなプレッシャーを抱えてしまっているはずだと次のように付け加えた。

「50ポイントも落としてしまえば、ドライバーとしては相当なプレッシャーを抱えてしまうよ」

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