夏休み前の最後のグランプリとなるF1第13戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)予選を終えて、メルセデスF1のアンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリングディレクター)が次のように振り返った。
●【2022F1第13戦ハンガリーGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■予選ペースはちょっとした驚きだった
メルセデスF1:アンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリングディレクター)
予選:ポールポジション、7番手
「ジョージ(ラッセル)は初のポールポジションを獲得し、チームはW13で初のポールポジションを獲得することができた」
「両ドライバーにとって力強いセッションだった。序盤はトップ争いをするほどペースは良くなかったが、セッションが進むにつれて我々のためにタイムを上げてきてくれたようだ」
「ジョージは終盤に素晴らしいラップを刻んでポールポジションを獲得した」
「一方、ルイスは唯一のニュータイヤでの周回中に、最悪のタイミングでDRSの問題が発生した。今のところ、なぜ問題が発生したのかはわかっていないが、マシンが戻り次第、調査するつもりだ」
「予選前の週末は我々にとって厳しい戦いになった。フリー走行1回目ではまずまずの出来だったが、フリー走行2回目、3回目では苦戦していたので、午後のペースはちょっとした驚きだった」
■次の課題は決勝レースでのペース
「明日の決勝では、この1周のペースがどのように反映されるかを確認する必要がある」
「このところのレースでは、レッドブルやフェラーリに匹敵するようなスティントでのペースが得られていない」
「明日は厳しい戦いになると思うが、少しずつだが確実に正しい方向に向かっていることがわかり、チームのモチベーションもさらに上がった」。