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ハースF1のボス、待望のアップデートを「白いフェラーリ」と呼ばれ「何か問題あるかい?フェラーリのコピーは当然。1+1=2だ」

2022年07月30日(土)6:27 am

ハンガリーGPで公開されたアップデートした最新マシンは「白いフェラーリ」と表現するのがふさわしいとの指摘を受け、ギュンター・シュタイナー代表が「速いマシンを真似て何か問題あるかい?」と主張した。

■速いフェラーリを真似るのは当然だろ?1+1=2だ

今週末のブダペストでハースの待望のアップデートをドライブするのはケビン・マグヌッセンの1台のみとなったが、その新マシンはエンジンサプライヤーであるフェラーリの2022年型モデルと外観が酷似している。

シュタイナー代表は、ハースがフェラーリのエアロダイナミック・コンセプトからインスピレーションを受けたことを率直に認めている。

「かなりというか、イエスだね。何か問題あるかい?」と彼は『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラーデ)』紙に語っている。

コピーだと非難されることを想定しているかと尋ねられたシュタイナーは、こう言い返した。

「私は速いことを期待しているよ」

「誰かに“コピーしました”と言われたら、“なぜウィリアムズをコピーするんだ?”と言いたい。失礼なことを言うつもりはないが、まったくコンセプトが違うし、彼らのほうが遅いからね」

「だから、コピーするならベストなものをコピーするんだ、今はフェラーリとレッドブルがそうだ」とシュタイナーは主張した。

「フェラーリとは同じエンジン、同じギアボックス、同じサスペンションを搭載している。彼らがレースに勝つのだから、なぜ他を真似るんだ?1+1=2だろ」。

■待望のアップデートは1台のみ。その理由は?

今週末のハンガリーGPでミック・シューマッハが旧仕様のマシンをドライブすることになったのは、相次ぐクラッシュでチームのスペアパーツが枯渇しているためだ。

しかしシュタイナーは、新旧のスペックを並べて比較することは有益だと主張する。

「クルマがやるべきことをやっているということを、データで確認できればいいんだ」

「新旧のクルマを並べることができる。データから正しい選択だったことがわかれば、あとは正しいセットアップを見つけるだけだ」

「それが次のステップだ。ダウンフォースを最高の形で使わなければならないからね」。

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