F1第12戦フランスGP(ポール・リカール)決勝レースで、ダブル表彰台を獲得したメルセデスF1のトト・ヴォルフ代表が次のように振り返った。
●【2022F1第12戦フランスGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■ハミルトンはライオンのように戦っていた
トト・ヴォルフ代表(メルセデスF1)
決勝レース:2位、3位
「全体的に、ドライバーたちは本当にいい仕事をしてくれたし、今日のチームワークも素晴らしかった。今のところ、レース当日に可能な最大限の力を引き出している」
「ジョージ(ラッセル)はクレバーで速かったし、ルイス(ハミルトン)はライオンのように戦っていた。ルイスは絶好調で、チームをプッシュし続けている。昨日のような厳しい日でもポジティブな考え方を持ち続け、決して努力を怠らないんだ」
■メルセデスF1の課題は最初のタイヤの温め方
「でも、我々は謙虚でいる必要がある。なぜなら、我々のマシンは上位のチームと戦うには不十分だからだ。上位陣とはコンマ6~7秒の差があるのだからね」
「予選ではタイヤを最適な状態に持っていくのに苦労したし、最初のフライングラップで最大限の力を引き出すことができていない。そして決勝では、スタート直後に3秒遅れてしまったが、いったん安定してしまえば実はそれほど悪くはない」
「まだ多くのことをやらなければならないが、そのための最高の人材が揃っていると信じている。全体として、今日はコース上でもファクトリーでも素晴らしいチームワークを見せてくれたし、我々は正しい方向に向かっていると思う」。