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メルセデスF1のエンジニア「ペース不足の原因を分析したいが・・・」

2022年07月10日(日)13:34 pm

F1第11戦オーストリアGPの2日目、今シーズン2回目となる100kmのレース形式予選であるスプリントが行われた。

●【2022F1第11戦オーストリアGP】スプリントのタイム差、周回数、獲得ポイント数

メルセデスF1は、4位と8位でチェッカーを受けた。

ジョージ・ラッセルはトップ3についていくことができず、1周あたり0.5秒ほど離されてしまい、最終的には23周で13秒もの差がついた。

また、ルイス・ハミルトンはストレートスピードが足りず、ハース勢に苦戦する結果となったものの、8位で1ポイントを獲得した。

アンドリュー・ショブリン(メルセデスF1、トラックサイド・エンジニア)は、ペース不足の原因を分析したくてもマシンがパルクフェルメにあるため出来ることは限られているという。

■ペース不足の原因を分析したいが・・・

アンドリュー・ショブリン(メルセデスF1、トラックサイド・エンジニア)
スプリント:4位、8位

「ガレージのみんなは、2回目のプラクティスにマシンを送り出すために素晴らしい仕事をしてくれた。ルイス(ハミルトン)のシャシー交換を含め、やるべきことは山ほどあったんだ。でも、プレッシャーの中でチームがよく働いてくれたことは素晴らしいことだった」

「対照的に、スプリントレースはかなり物足りないものだった。ルイスはターン1への進入でガスリー(アルファタウリF1)に行き場を絞り込まれたが、運良くリタイアせずに済んだのである意味ほっとした。マシンが戻ってきたらダメージを確認するが、大きな衝撃だった」

「ジョージ(ラッセル)はフェラーリやフェルスタッペン(レッドブルF1)を追いかけるスピードはなかったから、4位で終わるのが常だったけれど、少なくとも明日のために2列目を確保することができた」

「明らかにペースが足りないから、データを研究して微調整の面で何ができるかを検討することになる。でもマシンがパルクフェルメにある今、それを見つけるのは難しいんだ」。

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