F1第11戦オーストリアGPの2日目、今シーズン2回目となる100kmのレース形式予選であるスプリントが行われた。
●【2022F1第11戦オーストリアGP】スプリントのタイム差、周回数、獲得ポイント数
メルセデスF1は、4位と8位でチェッカーを受けた。
ジョージ・ラッセルはトップ3についていくことができず、1周あたり0.5秒ほど離されてしまい、最終的には23周で13秒もの差がついた。
また、ルイス・ハミルトンはストレートスピードが足りず、ハース勢に苦戦する結果となったものの、8位で1ポイントを獲得した。
■ペースが足りなかった
トト・ヴォルフ(メルセデスF1代表)
スプリント:4位、8位
「メカニックたちの素晴らしい努力によってマシンが完成し、レースができるようになったのに、スピードの面では少し残念な結果になってしまった」
「今年の他のレースのように、レースペースとシングルラップのパフォーマンスとの間に、いつものような向上を見せることができなかった」
「ジョージ(ラッセル)は力強い仕事をしてくれたが、前のトレインについて行くにはマシンのペースが足りなかった」
「ルイスは1周目に接触してしまい、順位を下げてしまった。その後、ミック(シューマッハ/ハース)と激しいバトルを繰り広げた。最終的にルイスが前に出たので、予選よりひとつ上の順位でレースをスタートすることになる」
「あとは教訓を生かして、明日のグランプリでペースを上げていかなければならない」。