2022年F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の予選で珍しく2台ともクラッシュしてしまったメルセデスF1。4番手と9番手に終わり、メルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンが次のように振り返った。
●【2022F1第11戦オーストリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■2台クラッシュでスペアパーツが厳しい
アンドリュー・ショブリン(メルセデス、トラックサイド・エンジニアリングディレクター)
予選:4番手、9番手
「予選はうまくいきそうだったのに、悔しい結果になった」
「マシンはうまく機能しているし、最初のプラクティスは忙しくて生産的だった。バランスもかなり良くて、予選まで1時間しかない中でセットアップを煮詰めるのに役立った」
「予選に向けてバランスを少し調整し、順調に周回を重ねていたのだが、2人のドライバーが一瞬のうちにウォールへと突っ込んでしまった。明日のグリッドにマシンを並べるために仕事をしなければならない」
「まだ事故の程度を調べているところだが、どちらの事故も同じコンポーネントのいくつかにダメージを受けているので、スペアの観点からはかなり難しい。2台とも出場できるよう、できる限りのことをするつもりだ」
「このような状況でも明るい材料があるとすれば、スプリントはメインレースの前にグリッドをさらに上げる機会を与えてくれるということだ。その目標に向かって頑張るよ」。