F1第7戦モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)の3日目、決勝レースは気温23℃、路面温度33℃の曇り空だったが、決勝前のセレモニーが終わるとほぼ同時に雨が降りだし、ウェットからドライへと変化する難しいレースとなった。
● 【2022F1第7戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
セルジオ・ペレス(レッドブル)は3番グリッドからスタートして、モナコGP初優勝を果たした。世界中のレーシングドライバーにとっての夢を叶え、表彰台では涙ぐむシーンもあった。
■モナコの表彰台で母国の国歌を聴けるなんて夢が叶った
セルジオ・ペレス(レッドブル)
スターティンググリッド:3番グリッド
決勝レース:優勝
「レース後、冷静に考えるのは本当に大変だった。レース中はアドレナリンでいっぱいで、エネルギーに満ちあふれていた」
「モナコの表彰台に上がって母国の国歌を聴けるなんて、世界中のどんなドライバーにとっても夢のようなことが叶ったんだ、ってそのことが頭に浮かんだんだ。僕は本当にハッピーだよ」
「この週末はずっと速かったし、冷静さを保ちながら、今日は正しい戦略で物事を進められるとわかっていた」
■この勝利は重い病気の母親に捧げる
「この勝利は、僕の母親と家族のためでもあるんだ。母親は先週、重い病気にかかったから、このレースでは母親を勝たせるためにとても良いモチベーションで臨むことができたんだ」
「今日は本当に素晴らしい一日だった。チーム全員にとって最高にハッピーな一日だったし、母国のみんなも誇りに思ってくれていると思う」
「モナコでの優勝は人生で何度もあることではないし、だから初優勝はとても特別なものだよ」。