ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、新たな宝飾品規制をめぐるFIA新会長モハメド・ベン・スレイエムとの戦いで、思いがけない“味方”を見つけたようだ。
FIAの新会長は、指輪やピアスなどのアクセサリーを外すことに公然と反対しているハミルトンのようなドライバーは、従わなければ高額なペナルティーに直面することになるだろうと述べている。
■ハミルトンの意外な味方とは?
しかし、意外にもレッドブルのヘルムート・マルコ博士は、7度のワールドチャンピオンであるハミルトンの味方をしている。
昨年はメルセデスと激しいタイトル争いを展開し、パドック裏でも多くの口撃を繰り広げてきた78歳になる元F1ドライバーのマルコは、『RTL』に「彼ら(FIA)はやりすぎたと思う」と語っている。
「これはドライバーの個人的な決断であるべきだ。ハミルトンが何年F1にいるのか覚えていないが、彼はずっとジュエリーをつけていたんだ。それなのに、なぜ突然この話題を作り出そうと思ったのだろうね?」
「我々は、他に心配することがたくさんあると思うよ」
「各ドライバーの個性を受け入れ、尊重しなければならない。私はハミルトンの味方かって?そうだよ。これは私の正直な意見だ」。