セルジオ・ペレス(レッドブル)は、2023年もマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルと1年契約を結ぶ方向で交渉を始めたようだ。
●【2022年F1チャンピオンシップ・ランキング】F1第5戦マイアミGP終了後
パドック裏では、レッドブルはピエール・ガスリー(アルファタウリ)を再起用するのではないか、あるいは今年でアルピーヌとの契約が切れるフェルナンド・アロンソを獲得するのではないか、との憶測が流れている。
■クリスチャン・ホーナー代表「考えるまでもない」
こうした噂に対して、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「アロンソは偉大なドライバーだよ」とマイアミで語った。
「彼がまだF1にいるのは素晴らしいことだが、我々の計画には合わないんだ」
実際、ホーナーはレッドブルとしては現状を維持することが「当然」と表現している。
■ペレス、交渉を認める
ペレスは「イエス、僕たちは交渉を開始した」と認めた。
「でも、近いうちに何とかしようと急いでいるわけではないんだ」。
レッドブルで2年目のペレスは、これまでのところ今年は昨年よりも順調にポイントを獲得しており、ドライバーズランキング3位につけている。コンストラクターズランキングでもレッドブルは2位につけており、トップのフェラーリに6ポイント差まで迫ってきた。
このままペレスが順調に結果を積み重ねれば、レッドブルとしては現状を変える必要がないことは明らかだ。
その場合、F1界でも評価の高いガスリーがどういう選択をするのかに注目が集まる。