FIA(国際自動車連盟)は今年から“安全上の問題”により、F1ドライバーがマシンに乗る際に着用する「下着類」を規制するとともに、「アクセサリー類を身につけることも禁止」する方針を打ち出している。
●【2022F1第5戦マイアミGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数
アクセサリー禁止問題に関しては強気な姿勢を示している37歳のルイス・ハミルトン(メルセデス)だが、肝心のレースでは、今年通算8回目のF1ドライバーズタイトル獲得を狙うのがかなり難しい状況となってきているのは確かだ。
フェルスタッペンとルクレールがトップ争いを演じる中、予選6番手だったハミルトンは決勝で順位を上げることができず、6位でフィニッシュしている。
■ラッセルはハミルトンと23ポイント差「見落としている何かがある」
しかし、その一方で、12番グリッドからスタートしたチームメートのジョージ・ラッセルは、終盤に導入されたセーフティカーによる恩恵はあったもののハミルトンよりも上位の5位でチェッカーを受けており、これでハミルトンとのポイント差は23ポイントに開いている。
現時点ではメルセデスF1チームを牽引する立場となっている24歳のラッセルは、マイアミでのレース後に次のように語った。
「マシンをもっと安定させるために見落としている何かがあるんだ」
「間違いなく速いクルマなんだ。ただ、うまく機能させることができていないんだ。いつそうなるかはわからない。僕たちはできる限り懸命に取り組んでいるところだよ」。