F1初開催のマイアミGPで、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は8位でフィニッシュしたものの、2つのペナルティにより11位とポイント圏外に落ちてしまった。
●【2022F1第5戦マイアミGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数
■5秒+5秒=ポイント圏外
アロンソはピエール・ガスリー(アルファタウリ)と接触した原因を作ったと判断され5秒のペナルティを受け、8位から9位へと後退。
さらに、レース終盤のターン14でコース外を走行して持続的なアドバンテージを得たと判断され、9位から11位へと降格され、ポイントを失うことになった。
■手に痛いミスでライバルにポイントを譲る
レース後、スチュワードはアロンソが最終コーナーでコース外を走行し、持続的なアドバンテージを得た件について、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科した。
この結果、アロンソは9位から11位に後退し、ランス・ストロール(アストンマーティン)が10位に浮上して1ポイントを獲得している。
また、このペナルティにより、ウィリアムズのアレックス・アルボンが10位から9位に浮上し、マイアミGPで追加ポイントを獲得した。
アロンソはマイアミGPをポイント圏外で終えることとなり、合計2ポイントのままドライバーズランキング16位でマイアミを発つことになった。
■ガスリーとの接触は「ミス」と認める
ペナルティ前にアロンソはもう少し上に行けたと語っていた。
「レースでは、スタートでいい動きができて順位を上げることができた」
「セーフティカーが導入されたタイミングが少し不運だった。セーフティカーがなければおそらく7位か8位争いに加わっていたはずだ」
ガスリーとの接触については「オーバーテイクしようとしたときにミスをしてしまったんだ」とアロンソは認めている。
「全体的に見れば、僕らのレースペースは良かったように思う。また気温と湿度が高かったので、体力的にはかなり厳しかった」。