苦戦するメルセデス、マイアミで反撃に出る！理由は気候かパーツか？
F1界では、このマイアミでメルセデスがついに2022年の苦境の真相に迫ろうとしているかもしれない、と注目している。
●【2022F1第5戦マイアミGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
フロリダのマイアミで初開催された初日、今シーズンここまで明らかにメルセデス内で競争力を発揮しているジョージ・ラッセルが衝撃の1番手を獲得した。
また、トラブルに苦しんだレッドブルのワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンは「マシンはそんなにひどくはないだろう」と話している。
■競争力が上がった理由はまだわからない？
フェラーリも順風満帆とはいかなかったが、マイアミの暖かい気候と、新しいリアとフロントのウイングを装着したメルセデスがより競争力を増していることは明らかだ。
「でも、この練習走行で、僕らのバウンシングがなかったらどんな絵になるかという印象を与えられたかもしれない」と、チーム代表のトト・ヴォルフは語った。
実際、メルセデスはアップデートのおかげなのか、それともコースの仕様のおかげなのか、よく分かっていないようだ。
ラッセルは「正直なところ、なぜここまでうまくいっているのか、まだ詳しく理解していないんだ」と語った。
金曜日に4番手だったルイス・ハミルトンは「あのクルマにはまだ手一杯で、ジョージはもっとうまくやっているように見えるね」と付け加えている。
■レッドブルF1はメルセデスの好結果に驚かず
レッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスが調子を上げているように見えることに驚いていないようだ。
「私はいつも、彼らが課題をコントロールできるようになるのは時間の問題で、そうなればトップ争いは三つ巴になる、と言ってきたからね」
「今はそれが起こっているようだが、コースの特性がそれを助けてくれるとも思っているよ」。
