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【マクラーレン】リカルドにシート喪失の危機?「あまり先のことは考えたくない」とチームCEO

2022年05月07日(土)6:48 am

マクラーレン・レーシングCEOのザック・ブラウンが、2023年に向けてダニエル・リカルドとの契約を更新しない可能性を示唆したと報じられている。

■各紙がリカルドの危機を報じる

リカルドの母国オーストリアの『Herald Sun(ヘラルド・サン)』紙は、「解雇か?」という見出しを立て、マクラーレンの最高責任者であるブラウンが2023年にリカルドがシートをキープできるかどうかはわからないと認めたと報じている。

また、フランスのスポーツ紙『L’Equipe(レキップ)』は、ランド・ノリスとはすでに2025年までの契約を結んでいるにもかかわらず、ブラウンはリカルドとの契約については次のように語ったとしている。

「我々はまだ1年一緒にやれるし、あまり先のことは考えないようにしたいんだ」

『Herald Sun(ヘラルド・サン)』は、ブラウンのコメントは、若いノリスの影に隠れているリカルドに対する「大きな不信任決議」だと解釈しているようだ。

■10歳年下のチームメートとの差がカギ

かつてレッドブルに所属していたリカルドは2019年にルノーへと移籍。そして2021年にはマクラーレンへと移籍したものの、昨年はノリスに45ポイント差をつけられ、ドライバーズランキングは8位に終わっていた。今季もここまでのところ35ポイントを稼いだノリスがランキング6番手につけているものの、リカルドは11ポイントで11番手にとどまっている。

レッドブル時代に7勝、マクラーレンでも2021年に1勝をあげている32歳のリカルドだが、今後10歳年下のチームメートとの差をどう縮めていくかが今後のF1キャリアに向けたカギとなるかもしれない。

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