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メルセデスのボスがフェルスタッペンとの和解に動いた?メルセデスへの移籍もありえる?

2022年05月04日(水)21:50 pm

4月下旬に今季のF1第4戦エミリア・ロマーニャGPが開催されたイモラで、メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフがフェルスタッペン陣営との確執を終わらせるための一歩を踏み出していたようだ。

■大きな確執が生まれたレッドブルとメルセデス

2021年にはメルセデスとレッドブルが激しくタイトルを争ったが、お互いにサーキット外でも相手を非難し合う事態に発展し、両者の関係は著しく悪化していた。

とりわけ、シルバーストン・サーキットで行われた第10戦イギリスGP決勝ではメルセデスのルイス・ハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンが高速コーナーで接触。フェルスタッペンはそのまま高速でバリアに激突し、その夜を病院で過ごすことになってしまった。

ところが、そのレースで優勝を収めたハミルトンがフェルスタッペンのことを気遣うことなく地元での勝利を大々的に祝っていたことからレッドブルとフェルスタッペンはハミルトンやメルセデスを強く非難。フェルスタッペンは自分がメルセデスに移籍することはこれで完全になくなったとまで語っていた。

■イモラでトト・ヴォルフとヨス・フェルスタッペンが握手

だが、フェルスタッペンの優勝で終わったエミリア・ロマーニャGP決勝後にフェルスタッペンの父であるヨス・フェルスタッペンがパドックでドイツの『Sport1』の記者と談笑していた際、そこを通りかかったヴォルフが元F1ドライバーでもあるヨスに握手を求めたという。

「トトと接触したのは2021年のシルバーストーン以来だったよ」とヨスは語っている。

その一件でレッドブルとメルセデスとの間に生じた確執が消えるかどうかはわからないが、気の早いメディアの中には、現在24歳のフェルスタッペンがいつかメルセデスに移籍する可能性が再びでてきたと考えているところもあるようだ。

■マックスはまだメルセデスのファンではないとレッドブル首脳

その可能性について質問されたレッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は次のように答えている。

「契約にはパフォーマンス条項があり、理論的にはマックスが離脱することも可能だ」

「だが、(そのためには)いろいろなことが起こる必要があるだろう。それに、マックスは依然としてメルセデスのファンではないよ」

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