NEXT...F1開催スケジュール

「角田にはさらに引き出せるポテンシャルがまだたくさんある」とアルファタウリのボス

2022年04月27日(水)4:39 am

アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストが、日本人F1ドライバーである角田裕毅にはまだ多くのポテンシャルがあると語った。

レッドブルのセカンドチームであるアルファタウリは、現在2022年のコンストラクターズランキングで7番手にとどまっている。しかし、トストはドライバーを務めるピエール・ガスリーと角田には問題はなく、現時点での課題は2022年型F1マシンのパフォーマンスを向上させることだと考えている。

■現在の課題はマシンの改善

オーストリア出身のトストは、ドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』に次のように語った。

「ガスリーはベストドライバーへの道を歩みつつある」

「ふさわしいマシンを与えれば、彼はレースに勝つことができる」

「残念ながら、現在の我々のマシンではそれができない。エンジニアたちが解決策を見つけなければならないよ」

■2年目の角田には非常に満足している

現時点ではドライバーズランキングで角田の下に位置しているガスリーについてそう語ったトストだが、2年目のF1シーズンを迎えている角田のパフォーマンスにも満足しているようだ。

「彼は2年目だが、我々は彼にすごく満足しているよ」

「私がいつも言っていることだが、ドライバーがF1に完全に慣れるまでには3年かかるんだ」

「角田には、さらに引き出せるポテンシャルがまだたくさんあるよ」

■レッドブルはイモラでF1タイトル争いに復帰

一方、先週末にイモラで行われた第4戦エミリア・ロマーニャGPではシニアチームであるレッドブルが圧勝したが、トストも先週末は2022年のタイトル争いをさらに面白くする「素晴らしいレース週末」になったと考えている。

「レッドブルとフェラーリは現在、別の世界で走っているよ。フェルスタッペンは41周目にすでにみんなを周回遅れにし始めたんだ」

63周で行われたエミリア・ロマーニャGP決勝に言及しながらそう語ったトストは次のように付け加えた。

「フェラーリもそこにいるべきだったが、イモラが再びF1タイトルへの扉を開いたよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック