F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)初日の午後に予選が行われ、ドライかウェットの判断が難しいコンディションの中、ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
●【2022F1第4戦エミリア・ロマーニャGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■フェルスタッペン、アクセルを緩めてポール獲得!
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
FP1:3番手(1:30.867)
予選:ポールポジション(1:27.999)
「今日の結果は良かったね。だけどミスをしやすい状況でもあったんだけど、幸いなことにトラブルにはならずに済んだよ」
「最初はスリックでスタートしたけど、その後また雨が降ってきた。どのようにラップを重ねるか、その正しい判断が今日の鍵になった。そして最終的には正しい選択をすることができたので、もちろん、とても満足している」
フェルスタッペンがアタックをしている時、前を走っていたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がコース脇にマシンを止めたためイエローフラッグが出てしまったが、その区間でフェルスタッペンは一瞬アクセルから右足を離した。イエローフラッグ区間では減速をしなければならないというルールに則った形だ。通常なら誰もが諦めるところだが、フェルスタッペンはそこから諦めることなくアタックを続け、見事トップタイムをマーク。これがポールポジションラップとなった。
「バルテリ(ボッタス/アルファロメオ)のイエローフラッグが出た時にはすぐにリフトしたから問題はなかったけど、そのせいでラップタイムが落ちてしまった。それでも幸運なことにポールポジションには十分なラップタイムだった」
「明日はドライになりそうだし、ここではドライ路面でこの新車であまり走ったことがないから、フリー走行2回目では異なるコンディションでのマシンをもう少し理解できるようにしたい」