F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)初日の午後に予選が行われた。15分間のQ2の序盤は、走行ラインが部分的に乾いたパッチ状態になったことから、全車ドライ用のソフトタイヤ(レッド)で走行した。
●【2022F1第4戦エミリア・ロマーニャGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
天気予報では雨雲が近づいていることもあり、開始早々からタイムを出そうと15台がアタックを開始した。
セッション開始4分過ぎ、2番手タイムを出していたカルロス・サインツ(フェラーリ)はティフォシが見守る中、スピンしてクラッシュ、左フロントアームが折れてしまった。ここで15分間の予選Q2は残り10分42秒で赤旗中断となった。Q1に続く赤旗中断で荒れ模様だ。
赤旗中断中に心配されていた雨粒が落ちてきたこともあり、セッションが再開してからは何台かが走行したもののタイムを更新することはなかった。
クラッシュしたサインツは、2番手の好タイムを残していたことでQ3に進出している。
トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。
レッドブルF1のセルジオ・ペレスは4番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は5番手だった。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は13番手、ジョージ・ラッセル(メルセデス)は11番手でメルセデスF1はQ2敗退となった。メルセデスF1がQ3進出を逃したのは2012年F1日本GP以来となった。
レッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)のサポートを得て母国GPを迎えているアルファタウリF1は、角田裕毅が16番手、ピエール・ガスリーが17番手で、2台ともQ1で敗退している。
■【Q2】F1エミリア・ロマーニャGP
11 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
12 ミック・シューマッハ(ハース)
13 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
14 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
15 ランス・ストロール(アストンマーティン)