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“アグレッシブ”なフェルスタッペン、2022年型マシンに苦戦中。フェラーリは正反対

2022年04月22日(金)4:05 am

ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンの「アグレッシブなドライビングスタイル」は、2022年の新世代カーでは難題になる、レッドブルのヘルムート・マルコ博士はそう考えている。

■フェラーリはレッドブルと「正反対」

ところが、フェラーリではシャルル・ルクレールがカルロス・サインツよりも明らかにクルマに自信を持っていることから、「正反対」の状況が起きていると考えているようだ。

「(フェラーリは)我々とは逆だ。セルジオ・ペレスは2021年よりもずっとマックスに近づいている」とマルコは『f1-insider.com』に語っている。

「最もシンプルな説明は、ダウンフォースの少ない新車は、他のドライバーよりもあるドライバーに合っているということだ。サインツは頭が良く、非常にハードワーカーだから、彼はその不足分を補うことができるだろう」

「ペレスはマシンにとても満足しているが、マックスは難しいと感じているようだ。彼はまだ適切なバランスを見つけられていないので、クルマに全幅の信頼を寄せているわけではないんだ」

「彼のアグレッシブなドライビングスタイルは、新しいマシンと相性が良くないんだ」とマルコは結論づけた。

■レッドブル対フェラーリの方が嬉しい

マルコは昨年までのようにメルセデスとの激しいライバル関係が続くよりも、2022年のレッドブル対フェラーリの直接対決の方が個人的には嬉しいと語った。

「情熱やメンタリティーという点では、フェラーリの方が我々に合っている。メルセデスはより金銭的な面を重視しているからね」と彼は『Osterreich(オスターライヒ)』紙に語った。

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