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FIA、セーフティカーの“カメ”発言に反撃!

2022年04月21日(木)5:04 am

FIA(国際自動車連盟)は、F1のセーフティカーのひとつであるアストンマーティンのスピードに不満を抱くドライバーの意見に反論した。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)はF1オーストラリアGPにおいて、F1のもうひとつのセーフティカーであるメルセデスの方が1周あたり5秒速いと主張し、世界王者のマックス・フェルスタッペンは緑のアストンマーティンを「カメ」に例えた。

F1統括団体は、セーフティカーは「絶対的スピード」ではなく「安全性」のためにあるのだと声明で主張し、反撃に出た。

「セーフティカーのスピードは一般的にレースコントロールによって決定されるものであり、世界のトップメーカー2社が用意した特注の高性能車であるセーフティカーの能力によって制限されるものではない」

「セーフティカーの速度が後続車の性能に与える影響は、すべての競技者にとって同等のため、二次的な考慮事項である」

またFIAは最後に「彼らのマシンとサーキットの状況に応じて、常に安全な方法でマシンを操作する」ことはドライバーの責任であると宣言している。

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