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「開発テストができない」タイトなF1カレンダーに苦慮するピレリF1タイヤ責任者

2022年04月20日(水)3:31 am

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリは、2022年の「厳しい」F1スケジュールの中でより多くのタイヤテストを実施できるようにF1に働きかけている。

ピレリは今年からこれまでの13インチタイヤに替えて18インチタイヤをF1に供給している。そして、すでに2023年仕様タイヤの開発準備に取りかかっているが、そのためにはF1やチームの協力を得て実車での走行テストを行う必要がある。

だが、キャンセルされたロシアGPを除いても、現時点で22戦が組み込まれている2022年のF1カレンダーにタイヤテストの日程を組み込むことに苦労しているようだ。

「我々は現在、FIAやチームと、シーズン後半に解決策を見つけだそうと話し合っているところだ」

「カレンダーを見ると、かなり厳しいね」

『motorsport-total.com』にそう語ったピレリのF1責任者マリオ・イソラは次のように付け加えた。

「2週連続、3週連続、そして海外でのレースが多くなっており、3週連続でレースをやった後でそこに数日残ってピレリのテストを行い、そのあと直接次のレースに向かうことをチームに求めるのは難しいよ」

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