再来週に初開催が予定されているF1マイアミGP(5月8日決勝)だが、土壇場で新たな問題が発生したようだ。
もともとF1としてはマイアミの中心部でF1レースを開催する計画をしていた。だが、住民グループの反対によりそれを断念し、郊外に位置するハードロック・スタジアム周辺にサーキットを建造することで今年のレース開催にこぎつけていた。
ところが、フロリダ州で発行されているスペイン語日刊紙『El Nuevo Herald(ヌエボ・エラルド)』によると、住民グループが「耐え難い」騒音レベルを理由にレース開催を阻止するため、土壇場で訴えを起こしたという。
スペインの『EFE通信』によれば、マイアミ・インターナショナル・オートドロームと名付けられたサーキットで行われる予定のF1レースについて、数日中に判事がこの訴訟を審理する予定だという。
サーキットが位置するフロリダ州マイアミ・デイド郡の巡回裁判所で判事を務めるアラン・ファイン氏は次のように語ったという。
「特別なイベント(F1)の許可証を発行する前に宙ぶらりんの状態となっている」