レッドブルF1のレースエンジニアとして、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)と4度の世界タイトル獲得に貢献してきたロッキーの愛称で知られるギヨーム・ロケリンが、レッドブルのジュニアプログラムで新しい道を歩むことになったとクリスチャン・ホーナー代表が明かした。
ロッキーはレッドブルの一員としてF1にやってきて、2008年までデビッド・クルサードのレースエンジニアとして働いてきた。2009年から2014年まではベッテルと組み、レースエンジニアリング責任者としての現在の役割に昇進してから、トラックサイドのパフォーマンスに重点を置いてきた。
土曜日、クリスチャン・ホーナー代表はロッキーにとってこれが最後のF1レースウィークエンドになるだろうと語った。
「エンジニアリングチームは効率的に進化し続けている」
「ロッキーはこれまで15年間、エンジニアリング面でセバスチャンとタイトルを獲得するという素晴らしい仕事をした」
「彼のすべての経験を活かして、レッドブルジュニアドライバーを育成するという新しい役割を担う予定だ」
「彼がその役割に移る前に、これが彼にとって最後のレースウィークエンドになる」
ホーナーは、後任としてジャンピエロ・ランビアーゼがチームのトラックサイドエンジニアのリーダーになり、世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアも兼務すると語った。
現在、レッドブルのヤングドライバーは強力なラインナップを推しており、F2ではユーリ・ビップスとリアム・ローソンを含む5人、F3では16歳のアメリカ人ジャック・クロフォードなど3人のドライバーがいる。