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ベッテルに68万円の罰金・・・指示を待たずにマーシャルのスクーターでコースを走行

2022年04月09日(土)1:51 am

セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は、F1オーストラリアGPフリー走行1回目の終了後、アルバートパーク・サーキットをスクーターで走行したことで5,000ユーロ(約68万円)の罰金を科された。

FP1の終盤、ベッテルがドライブしていたアストンマーティンAMR22にトラブルが発生し、コース脇にマシンを止めていた。

FP1が終了すると、ベッテルはマーシャルからスクーターを借り、コース上を走行してピットに戻っていたが、これが問題視されてしまった。金曜日の終了後に調査が行われ、スチュワードはスポーツ規則の第26.7条に違反したと見なし、4回のチャンピオンであるベッテルに罰金を科すことを決定した。

■ベッテル、指示を待たずにマーシャルのバイクで走行

FIAの公式文書には次のように書かれている。

「セッションの終盤に、ベッテルはピットに戻る方法を探していた。マーシャルはスクーターを持ってその場所にいた。ベッテルは、ピットに戻るためにスクーターを運転してもいいかどうか尋ねましたところマーシャルは同意した」

「ベッテルは、マーシャルが彼の後ろに乗ると思ってスクーターに乗った。しかしマーシャルが乗らなかったので、ベッテルは事前の承認なしに一人でピットに向けて出発した。一方、マーシャルは指示を求めてレースコントロールに連絡しようとしていた」

「ベッテルは指定されたルートではなく、自分のピットまでトラックを運転した際、F1スポーツ規則の第26.7条に違反した。これは、セッション終了後5分間は、特定の人員を除いてコース上に立ち入ることを禁止するもので、特別に許可されない限りドライバーがそのようなアクセスをすることはできないと規定されている」

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