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ピエール・ガスリー「再びレッドブルに復帰するチャンスが来ると確信している」

2022年03月30日(水)17:59 pm

ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が、再びトップF1チームのひとつであるレッドブルに復帰できると「確信」していると語った。

レッドブルの育成ドライバーであったガスリーは、2019年にレッドブルに昇格するという大きなチャンスを得たことがある。だが、チームメートであったマックス・フェルスタッペンとの差が大きく、シーズン前半を終えたところで再びジュニアチームのトロロッソ(現アルファタウリ)に降格されてしまった。

以後、コンスタントに高いパフォーマンスを示してきている26歳のガスリーにとって、目標は再びトップチームであるレッドブルに復帰することだ。

ガスリーはこのほど母国フランスの『Canal Plus(カナル・プリュ)』に対し、レッドブルへの復帰は「時間の問題」だと語り、次のように続けている。

「F1では、政治的なことや金銭的なことすべてにおいて的確なタイミングをつかむ必要があるんだ。F1で1シーズンを終えたあとに一度それがあった。そのときに僕が達成していたことは、今の僕よりもずっと少なかったけれどね」

「今の自分と比べれば、僕はあまりいいドライバーではなかった。それでも、そのチャンスが与えられたんだ。だから、ここ数年示してきたパフォーマンスを継続することで、またそれが起こると確信しているよ」

「自分がどうしたいのか、何が必要なのか、チームに何を期待するのか、僕がF1に来てから学んできたことを基本にどういう方向性を示せばいいのか、そうした考えがより明確になってきているんだ。僕はかなり成長してきたし、それによって自信のようなものも得られているよ」

「速いだけではダメだということも以前からわかっていたけれど、F1ではそれ以上に必要なものがあるんだ。チームに情熱を持たせ、全員が同じ方向を向いて仕事をするようにしなければならないんだ」

「僕のレースに対する取り組み方や管理のしかた、週末の過ごしかたなども、今でも年を追うごとに向上しているよ」

そう語ったガスリーは、自分にとって最大のモチベーションは、F1チャンピオンになることだと続け、次のように付け加えた。

「今年は無理だ。それは間違いない。だけど、来年、2年後、3年後にはそのチャンスがあるかもしれない。だから、常に自分のポテンシャルを示すことが重要なんだ」

なお、今季の第2戦サウジアラビアGPでは激しい腹痛に襲われながらも8位入賞を果たしたガスリーだが、その後の検査の結果、重大な病気ではないことが明らかとなったようだ。

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