2022年のF1に復帰した2人のF1ドライバーが仲直りしたようだ。
5年間も口をきかなかったニコ・ヒュルケンベルグ(アストンマーティン)と、かつての宿敵ケビン・マグヌッセン(ハース)が、決着をつけたようだ。
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■「俺の金※※をしゃぶれ」事件から5年
事の発端は5年前の2017年だった。コース上でのバトルの後、ヒュルケンベルグはマグヌッセンがスポーツマンシップに反する行為を繰り返していると非難した後、マグヌッセンは「俺の金※※をしゃぶれ」と発言した。
あれから5年、2人は2022年のF1開幕戦バーレーンGPに呼び戻されるまで、言葉を交わすことはなかったという。
■ヒュルケンベルグが終止符を打った言葉に・・・「2人で笑ったよ」
今週末のサウジアラビアGPでは、2人とも再びステアリングを握る。マグヌッセンは、5年間の沈黙に笑顔と笑いで終止符を打ったことを明かした。
「ニコが僕のところに来て、『僕の※※をしゃぶれ』と言ったんだ」とマグヌッセンは『Ekstra Bladet』に語った。
「2人で笑ったよ。実はあれから初めて話をしたんだ」
実際、マグヌッセンは自著『All or nothing』の中で、ヒュルケンベルグが誤って30階のボタンを押してしまい、一緒のエレベーターに閉じ込められたというエピソードまで語っている。
そこでは2人とも一言もしゃべらなかったという。
ヒュルケンベルグと同じく最近父親になったマグヌッセンは、こう語った。
「何度も言っているけど、僕は彼をドライバーとしてとても尊敬しているんだ」
「個人的にはあまりよく知らないけど、今回5年ぶりに話をしたよ」と29歳のマグヌッセンは語った。
マグヌッセンは、この5年間「俺の※※をしゃぶれ」事件がこれほど大きな話題となったことに驚いていたようだ。