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ラルフ・シューマッハはすでに帰国?「すぐ国を離れるべき。F1は自ら中止できない」なぜ?・・・近郊の爆発事故に武装組織が犯行声明

2022年03月26日(土)18:16 pm

2022年3月26日(金)、F1第2戦サウジアラビアGPの初日が開幕したが、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは近郊でミサイル攻撃による爆発事故が発生したことで「荷物をまとめて国を離れるべき」と主張した。

●【2022F1第2戦サウジアラビアGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数

■ラルフ・シューマッハはすでに帰国?

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは『スカイ・ドイツ』での仕事を放棄し、帰国するという一方的な決断を下したとの報道もある。

「20キロしか離れていないんだ」とラルフ・シューマッハは言った。

「もし本当に攻撃なら、僕たちはここで何をしているのか、本当に驚いている。一刻も早く荷物をまとめて、あんな国から離れるべきだよ」

甥のミックがハースのドライバーを務めているが、ラルフ・シューマッハは、F1がサウジアラビアGPのレース主催者と、アストンマーティンのスポンサーでもあるサウジアラビア国営石油会社アラムコから大きなプレッシャーを受けていただろうと認めている。

「まず最初に、私はF1の専門家であって、保険やビジネス、政治の専門家ではないことをはっきりさせておかなければならない。F1に対するプレッシャーは非常に大きいと思う」と語った。

「非常に、非常に大きな金額が支払われており、長期契約がある。今、議論されているのは、サウジアラビア政府が“安全を確保する”と言っていることだ。つまり、F1が自ら(パラシュートを開くための)リップコードを引くわけにはいかないということだ」

「それが問題だと思うんだ」とシューマッハは付け加えた。

「僕は、それについて明確な意見を持っているし、決断もした。でも、もちろんみんな自分で決断しなきゃいけないんだけどね」

■近郊の爆発事故に武装組織が犯行声明・・・

FP2開始前、FIAは全チーム代表とドライバーを招集し、何かの緊急ミーティングを行い、セッション開始が15分遅れた。

開始が遅れた理由は、サーキットから約11kmほどに位置する空港近くの石油精製所で爆発があったためF1は情報を確認していたが、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が犯行声明を出した。5日前にはアラムコの石油精製所がドローンによる攻撃を受けていた。

引き続きF1に与える影響を注視する必要があるだろう。

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