2022年3月26日(金)、F1第2戦サウジアラビアGPの初日が開幕した。
●【2022F1第2戦サウジアラビアGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■ラッセル、ライバル勢との差は大きい
アンドリュー・ショブリン(メルセデスF1、トラックサイド・エンジニアリングディレクター)は、まだバウンシング問題は解決していないと頭を悩ませているようだ。
「バウンシングの問題を理解するために、さらにいくつかの実験を試みたが、いくつかは悪化し、いくつかは改善されたものの、問題を解消するための解決策はまだ見つかっていない」
「いくつかのコーナーでドライバーに影響があり、時間もかかっているので、明日に向けて少し減らすことができるだろう」
「バーレーンに比べればマシンのバランスはいいし、デグラデーションに関しても今日はかなり満足している」
また、ライバル勢と戦うためにはまだやることが多いようだ。
「シングルラップはまだ少し作業が必要だけど、明日そのためのセッションが残っている。しかし、レッドブルやフェラーリに対抗するには、まだ少しやらなければならないことがあるのは明らかだ」
■近郊の爆発事故に武装組織が犯行声明・・・
FP2開始前、FIAは全チーム代表とドライバーを招集し、何かの緊急ミーティングを行い、セッション開始が15分遅れた。
開始が遅れた理由は、サーキットから約11kmほどに位置する空港近くの石油精製所で爆発があったためF1は情報を確認していたが、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が犯行声明を出した。5日前にはアラムコの石油精製所がドローンによる攻撃を受けていた。
引き続きF1に与える影響を注視する必要があるだろう。