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フランツ・トスト代表「ガスリーはタイヤと燃費をうまくコントロール」角田裕毅はミスないレース

2022年03月22日(火)9:21 am

2022年3月20日(日)、F1開幕戦バーレーンGP決勝レース(57周)が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウィン、2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)で、フェラーリが3年ぶりに優勝とワン・ツー・フィニッシュを飾った。F1の象徴的なチームでもある跳ね馬が完全復活を成し遂げた。

●【2022F1第1戦バーレーンGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

アルファタウリF1は、角田裕毅が8位入賞、ピエール・ガスリーはポイント圏内の8番手を走行中にリアから火が出てしまいリタイアだった。

開幕戦を終えて、アルファタウリF1のフランツ・トスト代表は次のように振り返った。

■新F1はオーバーテイクが増加

「今日行われたエキサイティングな最初のレースは、2022年シーズンの良いスタートとなりました。新しいレギュレーションは、多くのオーバーテイクが見られましたし、かつてのようにクルマ同士の距離が縮まったので、期待通りの結果を出してくれたと思っています」

■ガスリーはタイヤと燃費をうまくコントロールしていた

「フェラーリのファンタスティックなワン・ツー・フィニッシュ、おめでとうございます。残念ながら、優勝を争っていたレッドブル・レーシングは完走できず、それは我々ピエールも同じでした。彼の故障の原因はまだわかっていませんが、マシンの後部が燃えてしまいました。残り12周というところで、当時8番手につけていただけに、非常に残念な結果となってしまいました」

「ピエールはソフトタイヤのユーズドセットで10位からレースをスタートし、13周目に最初のピットストップを行いミディアムタイヤに交換、そして32周目にもう一度ピットインしてハードタイヤで最後まで走りきることにしました」

「ピエールは今日は本当にいい仕事をしてくれました。タイヤと燃費の両方をうまくコントロールしていましたし、クルマもとてもよく機能しているようでした」

■角田裕毅はアルピーヌ勢といいバトル

「ユウキは16番手からスタートしましたが、1周目ですでに12番手、そして何度かうまくオーバーテイクしたおかげですぐに11番手につけました。15周目に彼をピットインさせ、ミディアムタイヤに交換しました。ユウキはポジションを守り、前のマシンにプレッシャーをかける素晴らしい仕事をしていました」

「その後、3ストップ作戦を取ることにして、29周目に2回目のピットストップを行い、ソフトタイヤに交換しました。アロンソを抜くことができましたし、オコンともいいバトルができました。セーフティカー導入後はオコンを抜くことはできませんでしたが、ユウキはミスなく、本当にいいレースをしてくれました」

■予選は苦しむも決勝は良い走り

「予選では少し苦しみましたが、決勝ではマシンが良いパフォーマンスを見せてくれたので、今日は2台ともポイント圏内でフィニッシュすることができたと思います。あとはピエールのリタイアの原因を突き止め、もう来週末に迫ったサウジアラビアに向けてベストな形ですべてを準備しなければなりません。そこでは2台ともポイント圏内でフィニッシュしたいですね」

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