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残酷なレース…レッドブルF1の「ステアリング問題」はピットストップが原因か?

2022年03月21日(月)15:35 pm

2022年3月20日(日)、F1開幕戦バーレーンGP決勝レース(57周)が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウィン、2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)で、フェラーリが3年ぶりに優勝とワン・ツー・フィニッシュを飾った。F1の象徴的なチームでもある跳ね馬が完全復活を遂げた。

●【2022F1第1戦バーレーンGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

そのフェラーリと対等にバトルしていたレッドブルF1は終盤、2台とも同じようなトラブルが出てしまい、2台ともリタイアに追い込まれた。

レース後、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、技術的な問題に対するチームの初期調査について、『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に次のように語った。

「2台とも同じような問題のようだ。リフトポンプなのか、コレクターなのか、その辺りなのか、まだ正確には分からないが、何が原因なのかを正確に把握しなければならない」

■ステアリング問題はピットストップが原因か?

フェルスタッペンが「ステアリングが重たい」と訴えていたことについては、18インチタイヤが関係しているかもしれない。タイヤ交換をしてマシンを地面に勢いよく落とした時にステアリングとタイヤを繋ぐ「トラックロッド」が曲がってしまったことが疑われる。

「(フェルスタッペンのマシンの)ステアリングの問題は、最後のピットストップでマシンを落とした時にトラックロッドをひねってしまい、そのために左右の動きが微妙に違ってしまったと思われる」

十分な速さはあったものの、2台ともにトラブルが出てしまいリタイアに追い込まれたことについて、ホーナーは「我々にとっては残酷なレースだった」と付け加えた。

「十分なポイント獲得が期待できたのに、最後の数周で消えてしまったよ」

●【F1世界選手権ポイントランキング表】フェラーリ完勝で大量ポイント獲得!ハースが3位、レッドブルF1は0点

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