バーレーンで行われたプレシーズンテスト3日目を終え、メルセデスは最終日に149周を走行した。
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ジョージ・ラッセルは「アタックしたらクルマがバウンシングした」と語っており、メルセデスは最初のレース週末までの数日でバウンシングの解決策を見つけられるかが課題の一つのようだ。
■アンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリング・ディレクター)
「今日は忙しい一日だったが、テストの最終日はいつもそうなんだ。プログラムは昨日と同じだが、午前中はルイスがレースワーク、午後はジョージが燃料を少なめにしてソフトタイヤで走行した」
「どちらのセッションも非常に有益で、バウンシングを少し改善することで限界域でのマシンの扱いやすさが向上したし、今日はセットアップも正しい方向へ一歩前進したように思える」
「バウンシングをさらに改善し、マシンをもっと落ち着かせることができれば、まだまだペースは上がるはずだ。データはたくさん取れているので、今後数日間で、問題点をもう少し理解できるようにしたい」
「信頼性の面では、シャシーもパワーユニットも問題なく走行できていることは励みになるし、ブラックリーやブリックスワースでの多くの良い仕事の証明になる」
「ハードタイヤでは最初の1周を走りきるのに苦労したが、ソフトタイヤではもっと簡単に走れるようになり、マシンの状態も良くなっているようだ」
「最初のレースで優勝を狙うには、もう少しペースが必要なように思うが、いいペースで学習と開発が進んでいるので、その点に集中して7日後に状況を確認したい」