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バーレーンでのプレシーズンテスト時間延長が認められたハースF1

2022年03月11日(金)19:27 pm

ロシアによるウクライナ侵攻問題による大きな影響を受けたアメリカンF1チームのハースだが、最終的にタイトルスポンサーとなっていたロシア企業のウラルカリと、その支援を受けているロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンとの契約を解除し、2020年まで在籍していたケビン・マグヌッセンをその後任として復帰することになっている。

そのハースは、貨物を輸送する航空便の遅れにより、10日(木)から始まったバーレーンでのプレシーズンテストには半日遅れで臨むことになっていた。

これを受け、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ほかのF1チームたちに、その遅れを取り戻すために13日(日)に半日だけテストを行うことを特別に認めて欲しいと依頼していた。

だが、伝えられるところによれば、これに対して、メルセデス、マクラーレン、アルピーヌがそれを拒否したという。

それらのチームは、ハースに対し、日曜日に走行するのではなく、金曜日(11日)と土曜日(12日)に通常のセッションが終了したあとでそれぞれ2時間ずつ余計に走らせることでどうかと逆提案したという。

だが、シュタイナーはこれに関してドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語っている。

「我々のメカニックにそれを期待するわけにはいかないよ」

「我々は自分たちにはどうすることもできない問題で36時間も奪われたんだ」

「もし、我々がこの問題に関して意地を張れば、テストは2時間遅れで始めなければならなかったはずだよ」

「我々のスタッフたちは30時間連続で働いていたんだ」

だが、実際のところ、ハースは金曜日と土曜日のセッションの開始前あるいは終了後にほかのチームよりも長く走行することになったようだ。

F1はこれに関して次のようにコメントしている。

「ハースは、今日(11日)と明日(12日)のセッションを少し延長する許可を得た。貨物の遅れでマシンのパーツが予定より48時間遅れて到着し、エンジニアがマシンを組み立てる時間が足りなくなったことによるものだ」

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