フラビオ・ブリアトーレがF1のアンバサダーに就任か
フラビオ・ブリアトーレがF1に復帰するのではないかという最近の噂は、どうやら正しかったようだ。
今年1月には、かつてベネトンとルノーでチーム代表を務めていたブリアトーレが、今もマネジメントに関与しているフェルナンド・アロンソが所属するアルピーヌのコンサルタントに就任することになるようだとの噂がささやかれていた。
当時、スペインの『Marca（マルカ）』は、アルピーヌの「内部事情に精通した情報筋」が、2008年の「クラッシュゲート」事件でF1から追放されたという経緯があるブリアトーレに言及しながら次のように語ったと報じていた。
「ブリアトーレの復帰は非常に難しいだろう。だが、F1では、非常に難しいことが実現することもある。私はそれを何度も見てきたよ」
「アラン・プロストは主に象徴的な位置づけだったし、今ではそのポジションが空いている。いくらアルピーヌが自分たちにアドバイザーは必要ないと言ったとしてもね」
「もしも彼（ブリアトーレ）が復帰することがあるとすれば、その場合にはそうした役割になるだろう。チーム代表あるいはチームマネジメントの一員としてではなく、コンサルタントとしてね」
しかし、最新の情報によれば、ブリアトーレがF1の表舞台に復帰するのは確かであるものの、それはどこかのチームに所属するということではなく、現在ステファノ・ドメニカリがCEOを務めるF1の運営組織に加わることになるようだ。
オランダの『De Telegraaf（テレグラーフ）』紙は、F1の広報担当者が次のように語ったと報じている。
「フラビオ・ブリアトーレは、この素晴らしいスポーツを継続的に成長させるために、長期にわたってF1のアンバサダーという立場で、既存のプロモーターやパートナーに加え、新たにそうなる可能性がある者たちとの関係構築、そして商業的、娯楽的パートナーシップの展開において、我々をサポートしていくことになる」
