NEXT...F1開催スケジュール

ミック・シューマッハ「契約を破棄されたマゼピンを気の毒に思う」

2022年03月09日(水)18:02 pm

ハースで2年目のF1シーズンを迎えることになるミック・シューマッハが、シーズン開幕直前にシートを失ったロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンのことを気の毒に思っていると語った。

昨年、同じルーキードライバーとしてハースからF1デビューを飾ったシューマッハとマゼピンだが、コース上でかなりアグレッシブな動きを見せるマゼピンに対してシューマッハが苦言を呈することも多く、チームメート同士の関係は必ずしもうまくいっていたとは言えないだろう。

だが、ロシアのウクライナ侵攻による状況変化に伴ってハースとの契約を解除されたマゼピンについて質問されたシューマッハは次のように答えた。

「僕は彼の最大の支持者ではないけれど、彼には全く責任のないことだし、気の毒にさえ思うよ」

「だけど、どんなドライバーにもこんなことが起こることは望まないよ」

こうした中、2018年にウィリアムズで戦ったロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンのマネジャーを務めているニコライ・ベトロフは、マゼピンとの契約を破棄したハースを痛烈に批判している。

「誰もこのチームに入りたいなどとは思っていなかったんだ」

ロシアの『Match TV(マッチTV)』にそう語ったベトロフは次のように付け加えた。

「その後、彼ら(マゼピンとタイトルスポンサーだったウラルカリ)がなぜかそこに行き、ハースが金を取り、そして今は彼らを投げ捨ててしまったんだ」

いまだマゼピンの後任ドライバーを発表していないハースだが、バーレーンでのテストにはリザーブドライバーを務めているブラジル人ドライバーのピエトロ・フィッティパルディがシューマッハと共にステアリングを握ることになっている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック