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【レッドブル】契約期間がフェルスタッペンの価値を表しているとチーム首脳

2022年03月05日(土)5:25 am

レッドブルとマックス・フェルスタッペンが2028年までに及ぶ長期契約を結んだことが明らかとなったが、現在多くのメディアがその契約金額についての推測を報じている。

レッドブルとフェルスタッペンはすでに2020年1月に2023年までの契約を結んでいる。

そして、まだその契約が満期を迎える前に、このほど2024年から2028年までの5年契約が結ばれたことにより、フェルスタッペンは今年から数えてあと7シーズンはレッドブルで過ごすことになったわけだ。

ある報道によれば、2021年のF1チャンピオンとなった24歳のオランダ人ドライバーは、今回新たに結んだ2024年からの5年契約により、1シーズンにつき5,000万ドル(約58億円)以上の年俸を得ることになるという。

こうした中、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツの右腕として知られ、今回のフェルスタッペンのマネジャーたちとの交渉に携わってきたヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、ドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』に次のように語った。

「私は数字を推測するつもりはないよ」

「私に言えるのは、両者ともに満足するものだということだけだ。契約期間が、我々がいかにマックスの価値を認めているかを示しているよ」

「通常、レッドブルはこれほど長期の契約を結ぶことはないからね」

ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』は、レッドブルでは2026年からF1参入することが予想されているポルシェとの提携に向けて、フェルスタッペンにその核となってもらう必要があることから、これほどの長期契約を結んだのだろうと考えている。

さらに、『Sport1(シュポルト1)』は、フェルスタッペンをテーマにしたポルシェのスポーツカープロジェクトがすでに計画されており、コードネームは「VMax」、カラーはオレンジになるようだとも報じている。

フェルスタッペンのマネジメントチームの中心的人物であるレイモンド・フェルミューレンは、今回のレッドブルとフェルスタッペンの契約は驚くにはあたらないものだと母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語っている。

「全然難しいものではないよ」

「(2021年の)F1選手権のあと、マルコやヨス(フェルスタッペンの父親)とはごく自然な会話ができたし、マックスと私も内々にいい話し合いができた」

「このチームには闘争心があるし、それは我々に完璧に合うんだ」

そう語ったフェルミューレンは、F1が「新たな時代」を迎えている今、「長期計画」を立てることは「まったくばかげたことではない」と主張し、次のように付け加えた。

「これから何が起こるのか、誰がチームにおいてトップの座に就くのか、我々にはそれがはっきりとわかっているんだ。現在の状況は非常に快適だと感じているよ」

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