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ソニーとホンダ、EV新会社設立へ!2025年に初期モデル販売

2022年03月04日(金)17:36 pm

2022年3月4日(金)、ソニー(ソニーグループ株式会社)とホンダ(本田技研工業株式会社)は、合弁でEV向けの新会社を設立し、共同開発したEVを2025年に販売することに基本合意した。

■2025年に新EV発売

関係当局の許認可の取得を条件として2022年中の新会社の設立を目指し、2025年に新会社からのEV初期モデル販売開始を想定している。新会社名は未発表だ。

■3社の役割

新会社、ホンダ、ソニーの役割としては、新会社がEV車両の企画、設計、開発、販売などを行い、ホンダが初期モデルの製造を担う。また、ソニーはモビリティ向けサービスプラットフォームを開発し、新会社に提供するという。

■ホンダ「ソニーとは歴史的・文化的にシンクロする点が多い」

ホンダの三部敏宏社長(本田技研工業株式会社 取締役 代表執行役社長)は、この提携について「ソニーとHondaは歴史的・文化的にシンクロする点が多い」とし、「大いなる可能性がある」と期待の大きさを次のように語った。

「新会社では、世界のモビリティの革新・進化・拡張をリードしていく存在を目指し、Hondaの持つ最先端の環境、安全に関する知見や技術の提供などを通じ、両社の有する技術アセットを結集し、いかにしてお客様の期待や想像を超えた価値創造を図っていくか、そのような観点で幅広く、野心的に可能性を追求していきたいと思います」

「ソニーとHondaは歴史的・文化的にシンクロする点の多い企業ですが、それぞれの得意とする技術ドメインは異なっており、この両社によって設立される新会社には、大いなる可能性があると確信しています。」

■ソニー「モビリティ空間を感動空間へ」

ソニーの吉田憲一郎社長(ソニーグループ株式会社 代表執行役会長兼社長CEO)は、「モビリティの進化に貢献していきたい」と次のように語った。

「ソニーのPurpose(存在意義)は『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』です。『モビリティ空間を感動空間へ』というビジョンのもと、自動車業界においてグローバルな実績と知見を有し、常に先進的な取り組みをしてきたHondaとの提携を通じて、セーフティ(安全性)、エンタテインメント、アダプタビリティ(適応性)の三つの領域を軸に、モビリティの進化に貢献していきたいと考えています。」

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