ハースF1チームは、ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けて、F1プレシーズンテスト2日目の夜、タイトルスポンサーである『ウラルカリ』のロゴとロシア国旗のカラーリングをマシンやモーターホームから外していたが、27日(日)時点でホームページのスポンサー企業一覧からも『ウラルカリ』ロゴが削除された。
ウラルカリ社は、ハースF1ドライバーであるニキータ・マゼピンの父親が経営するロシアの肥料メーカーだが、ロシア政府やプーチン大統領とも関係が近いことからの措置だ。
ハースF1チームは、テスト3日目に真っ白なカラーで登場したが、これは一時的な措置と発表していた。ロシアのウクライナ侵攻が続く限り、ウラルカリとの契約解除も検討しているようで、ロゴが削除された現時点では、アメリカチームのハースF1とロシア企業の『ウラルカリ』は、表向きの関係は絶ったことになる。
持ち込んだスポンサーを失ったニキータ・マゼピンはシートを失う可能性が高くなる。