2022年2月24日(木)、スペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットでプレシーズンテスト2日目が終了した後、ハースF1チームは、タイトルスポンサーのロシア企業『Uralkali(ウラルカリ)』ロゴとカラーを剥がし、最終日は真っ白なカラーリングでVF-22を走らせると声明を発表した。
現在進行形で、ロシア軍がウクライナに軍事侵攻して市民にも死傷者が出ているという報道がなされている中、ハースF1はタイトルスポンサーのロシア企業ロゴとカラーリングを剥がす決断をした。テスト最終日は真っ白なカラーで走行する予定だ。
すでにメディア向けの声明でも『Uralkali Haas F1 Team』から『Haas F1 Team』へと変更されている。
これは今回のバルセロナテスト最終日での措置だと書かれているが、今後もしハースF1が『Uralkali(ウラルカリ)』との契約を打ち切る決断をした場合、ハースがF1に参戦するには何らかの支援が必要になるだろう。
声明には、金曜日の最終日は真っ白なカラーリングになるものの、ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンは予定通り午前中のセッションで走行し、午後はミック・シューマッハがドライブするという。
ハースF1チームは、チームパートナーとの合意により、今はこれ以上のコメントはしないとしている。
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