2022年2月23日(水)、スペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで始まったプレシーズンテスト初日、2年目のF1参戦となる角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が終日ドライブし、121周、合計565.675kmを走破した。
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F1スペインGPのレース周回数が58周であることから、121周というのは2レース分以上を走ったことになる。
初日を担当した角田は次のように語った。
■角田「新車はかなり速そう」
「今日はとても充実した一日で、チームにとっては良いテストのスタートとなりました。2022年型マシンでの初めての本格的な走行となりましたが、昨年とは明らかに異なるマシンであることから、これまでやってきた作業は、すべて僕たちの学習に非常に重要なことでした」
「今日は走行距離と、セッティングの変更が鍵になりましたが、やりたいことはすべて実現できました。試す必要のあることがいくつか見つかりましたが、これまでの状況には満足しています。今日のマシンはとても信頼性が高く、できるだけ多くのデータを得る必要がありましたが、それを実現できました」
「第1戦の前までにまだ5日間のテストが残っています。今のところマシンはかなり速そうに見えますが、本当のパフォーマンスはバーレーンの予選までわかりません」
2日目は、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が終日走行を担当する予定だ。
■Day1:アルファタウリ
ドライバー:22 角田裕毅
車体:AT03 -02
周回数:121周
ベストタイム:1分21秒638(7番手)