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レッドブルの大型スポンサー獲得を喜ぶマクラーレンのボス

2022年02月23日(水)18:52 pm

マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンが、2022年シーズンを迎えるにあたってレッドブルが2つのメジャースポンサーと契約を結んだのは「素晴らしいこと」だと語った。

世界的エナジー飲料メーカーが所有するレッドブル・レーシングは、所属するマックス・フェルスタッペンが2021年のF1チャンピオンに輝いたこともあり、新たに2つの大型スポンサー獲得に成功している。

ひとつは世界的ソフトウエア会社である『オラクル(Oracle)社』、そしてもうひとつはシンガポールを拠点とする暗号通過取引所である『バイビット(Bybit)』だ。

経済誌『Forbes(フォーブス)』によれば、タイトルスポンサーとしてオラクルがレッドブルに持ち込む金額は5年間で5億ドル(約575億円)にも及び、バイビットも3年間で1億5000万ドル(約173億円)に達するという。

「これほどの巨大企業がF1に参加するのは素晴らしいことだよ」

そう語ったブラウンは次のように付け加えた。

「その金額が正確かどうかはわからないが、これだけお金が持ち込まれるのはこのスポーツにとって素晴らしいことだ」

ブラウンによれば、最近では企業にとってF1が「非常に魅力あるもの」となっており、マクラーレンとしても新たなスポンサー契約獲得を進めているところだという。

「我々もしばらく前からこのスポーツが成功を収めていることに気付いている」

「いずれも世界最大級の巨大企業だし、そのような組織と一緒に仕事ができるのは素晴らしいことだよ」

「10チームすべてが財政的に非常に健全であるか、あるいはF1チームを運営できる人たちが所有している。仮に儲けることができなくても、彼らにはその余裕があるんだ」

そう語ったブラウンは次のように付け加えた。

「あらゆるデータポイントを見れば、すべてが非常に強力で、さらに強くなっていくだけだと思っているよ」

ブラウンによれば、F1の商業的価値が高まっている背景には、『Netflix』が制作しているF1番組である『Drive to Survive』の成功や、2021年のタイトル争いが非常に激戦となったこと、さらに2022年に新たな技術レギュレーションが導入されるといったことで、これまであまりF1に興味がなかった人たちがF1に注目するようになったことがあるという。

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