【F1新車発表会】マクラーレンのジェームス･キー「激しい開発競争になる」新世代F1カーで“よりエキサイティングなレースに”
現地時間2022年2月11日（日本時間12日4時）、マクラーレン・レーシングが、新時代のF1レギュレーションに合致させた新車『MCL36』を発表した。同時に、インディカー、エクストリームE選手権に出場するレーシングカーを、世界中の視聴者に向けてライブで公開した。
●【動画：F1新車】マクラーレン『MCL36』F1新車発表会の様子
■ジェームス･キー（テクニカル・ディレクター）「激しい開発競争になる」
マクラーレンF1チームのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、次のように述べた。
「新しいレギュレーションの時代は、私たちのスポーツにとって常にエキサイティングな瞬間であり、それに伴い、私たちのパッケージの哲学を完全に見直す可能性が出てきます」
「白紙の状態から、マクラーレンチームは今シーズンそして将来のシーズンに向けて競争力のあるプラットフォームを確立するために懸命に取り組んできました」
「しかし、このレギュレーションからパフォーマンスを引き出すことを始めたばかりです。そして2022年シーズンの大きな特徴のひとつは、グランドエフェクトによってダウンフォースを発生させる新しい方法を開発し、各チームが互いの設計を評価し合う、激しい開発競争になります」
■よりエキサイティングなレースになる
「F1でグランドエフェクトがこれほどまでに主要な役割を果たすようになってからしばらく経ちますが、この新しいレギュレーションによって、より接近した、よりエキサイティングなレースを生み出す大きな可能性があります」
「新型コロナウイルスのリスクとの戦いが続く中、ウォーキングのチームは、この1年間、厳しい条件の中で、このマシンの設計、生産、組み立てに24時間体制で取り組んできました。私は、このチームが安全かつ効果的な方法でこの挑戦に立ち向かったことを非常に誇りに思っています。そして今、我々は彼らの努力の結晶をコースに投入し、他チームとの開発バトルを挑みます」
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