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アストンマーティンが発表した2022年型F1マシンは「本物のレーシングカー」

2022年02月11日(金)19:53 pm

アストンマーティンが、新たな技術レギュレーションに対応した「本物」のマシンを発表した最初のF1チームとなったようだ。

●【動画:F1初走行】アストンマーティン、発表会翌日に新世代F1カーをシェイクダウン!

これまでにハースとレッドブルも2022年型F1マシンを発表しているが、ハースはデジタル画像を発表したのみで、レッドブルが発表イベントで使用したのは、2022年型F1マシンのモックアップ(実物大模型)にカラーリングを施したものだと伝えられている。

ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、バジェットキャップ(チーム予算上限値)が導入され、限られた予算の中でチーム運営をしなくてはならなくなった今、新車発表イベントにおいて実際にレースで使用するマシンを「公開」することはもはや不可能だろうと考えている。

「1ドル単位で計算しなければならないんだから、そんなことをする者は誰もいないよ」とシュタイナーは語った。

しかし、アストンマーティンの広報担当者であるマット・ビショップは、10日(木)に発表されたマシンは「本物のレーシングカー」であることを認めている。

確かに、アストンマーティンが公開したマシンにはサイドポンツーン上に非常に多くのエアダクトが設けられているなど、FIA(F1統括団体の国際自動車連盟)が昨年公開していた2022年型F1マシンの基本モデルとはかなり異なる部分があるのがわかる。

今年は2月にバルセロナ、3月にはバーレーンで2回にわけてプレシーズンテストが行われることになっている。だが、バルセロナでのテストは無観客で行われるとともに、テレビやインターネットでの中継も行われないことになっている。

このため、実際に各チームの2022年型F1マシンの本当の姿を見ることができるのは、開幕戦バーレーンGP(3月20日決勝)の1週間前に行われるバーレーンでの2回目のプレシーズンテスト(3月10日~12日)になると考えられている。

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