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「ハミルトンが本当にF1引退を考えている可能性もある」とミカ・ハッキネン

2022年02月03日(木)18:14 pm

1998年と1999年のF1チャンピオンであるミカ・ハッキネンは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が本当に引退を考え始めているのではないかと懸念しているようだ。

昨年のF1最終戦アブダビGP決勝で終始レースをリードしながら、終盤にセーフティカーが導入された際にF1レースディレクターのマイケル・マシが行ったレース運営采配によりマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に逆転されてしまったハミルトンは、F1やFIAに対する信頼を失い、このまま引退してしまうのではないかとの噂がささやかれ続けている。

だが、大方のF1関係者は、23日(水)からスペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで行われる1回目のプレシーズンテストには37歳のハミルトンがその姿を見せると考えているようだ。

しかし、33歳でF1を引退したフィンランド出身のハッキネンは、仮にハミルトンが2022年もF1を続けることになっても、「間違いなく彼は多くの要素を慎重に考慮することになるだろう」と語り、次のように続けた。

「2022年は間違いなく彼にとって興味深い年になるだろう。まったく新たなレーシングカーになるし、何人かの設計者がほかの者たちよりもはるかに良い仕事をする可能性もある」

「もしルイスにそのようなことが起これば、頂上から下って、もう一度登り直すことを受け入れるのは難しいだろう。もう最高のクルマに乗っていないのだからね」

そう語ったハッキネンは次のように付け加えた。

「ルイスに関しては疑問符がたくさんある。彼が戻ってくるかどうかはわからないが、戻ってくることを願うよ」

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