今季も残すところ3戦となったF1第20戦カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)の初日を終えて、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【F1第20戦カタールGP】フリー走行2回目のタイム結果、周回数、獲得ポイント
■パフォーマンスアップのためにやることがたくさんある
「今日のカタールGP初日では、FP1が日中に、FP2はレース開始時間に合わせた夕刻17時から行われました。ほかの砂漠地帯でのレースと同様に、外気や路面の温度が、特に日没後に大きく変化するため、明日の予選、そしてレースに向けて、路面温度の状況が近いFP2のデータが重要となります」
「今日が初走行となったロサイル・インターナショナル・サーキットで、両チームは多くの周回を重ねて車体・PUともにセットアップの煮詰めを進めました。ただ、パフォーマンスアップのためにまだまだやることがたくさんあります。本日収集した多くのデータを解析し、予選、またレースに向けて最適化を進めて臨みます」